単身引越し2tトラックで不用品処分した体験談|費用と所要時間

7年間住んだワンルームから新居への単身引越し。当初は「単身パックで足りるだろう」と高を括っていた私は、いざ荷造りを始めて愕然としました。本記事では、結果的に2tトラック相当の不用品処分を業者に依頼することになった経緯と、当日の作業の流れ、実際にかかった費用までを時系列でまとめます。

目次

引越し決定から処分依頼までの経緯

転勤の辞令が出たのは、引越し日のちょうど3週間前でした。「単身だし、引越し屋の単身パックで足りる」と私は楽観視していたのですが、いざクローゼットを開けてみて方針転換を迫られます。

「これ、全部運ぶの……?」

7年住み続けた1Kワンルームには、想像以上の物が詰まっていました。学生時代から持ち続けた本が100冊以上、衣類は大袋3袋分、買ったきり使っていないキッチン家電、組み立て式のカラーボックスが3本、2人掛けの安物ソファ、そして冷蔵庫と洗濯機。

「持っていく」「売る」「捨てる」の3分類で進めようとしたのですが、これが大誤算。「とりあえず取っておくか」が山積みになり、作業は数日で頓挫しました。引越し日まで残り2週間を切ったところで、ようやく「処分は業者にまとめて頼もう」と決めたのです。

処分対象になった主な品目

結局、業者に処分依頼することにした品目は次のとおりです。

  • 冷蔵庫(家電リサイクル法対象):単身用2ドア、購入から6年
  • 洗濯機(家電リサイクル法対象):縦型5kg、購入から5年
  • 2人掛けソファ:低価格帯の合皮タイプ、ヘタリあり
  • カラーボックス3本:組み立て家具、ねじが甘くなって解体予定
  • 本100冊以上:学生時代の専門書・雑誌
  • 衣類大袋3袋:処分対象の古着
  • 小物多数:使わない調理器具・小型家電・段ボール

冷蔵庫と洗濯機は家電リサイクル法のルートを経る必要があるため、自治体の粗大ごみとしては出せません。引越し日に合わせて処分するには、業者にまとめて頼むのが現実的でした。

業者選定で比較した3社

急いでいたとはいえ、相見積もりは取ろうと心に決めて3社をピックアップしました。

選択肢 料金目安 所要時間 対応エリア 支払方法
自治体粗大ごみ+家電量販店 もっとも安い(数万円) 2〜3週間 居住自治体 各窓口
大手不用品回収業者A社 13万円台の見積もり 即日対応可 全国 カード・振込
地元業者B社(2tパック) 9万円台の見積もり 引越し日に対応可 自治体内 現金・振込

自治体粗大ごみは料金面では最安ですが、収集予約が2週間先まで埋まっており、引越し日に間に合いません。A社は対応がスピーディだったものの、見積もり額がやや高め。最終的に決めたのはB社で、2tトラックの定額パック+家電リサイクル料金別途という料金体系が明朗で、地元自治体の許可番号も公式サイトに明記されていた点が決め手になりました。

業者選びの観点は悪徳不用品回収業者の見分け方でも詳しく解説しています。

当日の作業の流れ

引越し日当日の作業を時系列でまとめます。私はワンルームの3階に住んでおり、エレベーターはありませんでした。

  • 9:00 業者到着、挨拶の後すぐ養生開始。階段・玄関・扉まわりを保護
  • 9:30 室内から軽い物(衣類袋・本箱・小物)を先に搬出
  • 10:30 大型搬出開始。2人掛けソファが扉の幅にギリギリで、解体せず角度を変えながら通す。一か所、廊下の壁紙にわずかに擦り跡が残ったが、養生範囲内
  • 11:30 冷蔵庫・洗濯機を運び出し。家電リサイクル券への記入をその場で確認
  • 12:00 全積込完了。立ち会いで部屋を一通り確認し、見落としがないかチェック
  • 12:30 支払い・領収書受取で作業終了
  • 14:00頃 業者からLINEで「家電リサイクル券の手続き完了」の連絡

所要時間は3.5時間ほど。当初の見積もりでは4時間と言われていたので、ほぼ予定どおりでした。

実際にかかった費用と内訳

最終的な請求額の内訳は次のとおりです(2026年当時の見積もり、地域はぼかしています)。

項目 金額(当時)
2tパック基本料金 70,000円
家電リサイクル料金(冷蔵庫・洗濯機) 合計約8,000円
収集運搬料金(家電) 合計約6,000円
階段料金(3階・エレベーターなし) 5,000円
合計(消費税込) 約99,000円

振込手数料は依頼者負担でした。後日談として、現金支払いを希望すれば手数料分の値引き相談に乗ってくれる、と帰り際に教えてもらいました。当時の見積もりであり、地域・時期・業者により異なります。冷蔵庫のリサイクル料金は家電リサイクル券センターの公式料金表で最新値が確認できます。

良かった点・困った点

業者依頼を選んでよかった点と、想定外だった点を率直にまとめます。

良かった点

  • 時間短縮:自治体ルートだと2週間以上かかる手続きが半日で完了
  • 家電リサイクル券の代行:自分で郵便局へ行く手間が不要
  • 大型家具の搬出:3階からのソファ運び出しは、自力では絶対に無理だった
  • 当日のメンタル負担が減った:引越し屋の到着前に処分が片付くと、新居側の作業に集中できる

困った点・反省点

  • 当日になって発掘された物:押入れ奥から出てきた古いプリンタが見積もり対象外だった。追加料金扱いになり、その場で2,000円程度上乗せ
  • 見積もりは1社しか訪問してもらえなかった:時間がなく相見積もりが電話・写真ベースのみ。本来は3社とも訪問見積もりが望ましかった
  • 反省:引越し決定から3週間あったのに、業者検討を始めたのは1週間前。3週間前に下見見積もりを取れていれば、もっと安い選択肢を比較できたはずです

「とりあえず動かしてみて初めて、自分が持っていた物の量が分かる」

引越しは持ち物の棚卸し。それを業者の前ではなく、せめて1週間前に自分でやっておくべきだった、というのが最大の反省です。

これから依頼する人へのアドバイス

同じように単身引越しで不用品処分を業者に頼む方へ、私の経験から3点だけお伝えします。

  • 引越し日の最低2週間前に訪問見積もり:相見積もりを取る時間的余裕を持つ
  • 押入れ・物置の中身を写真・動画で記録:見積もり時に共有すれば「当日の想定外」を減らせる
  • 支払い方法の確認:振込より現金が対応速い、または値引き相談が可能な業者もある

引越し関連の処分フロー全体は引越し時の不用品処分チェックリストにまとめています。あわせて参照してみてください。

まとめ

単身引越しでも、長年住んだ部屋からは想像以上の物が出てきます。業者依頼は「最後の手段」ではなく、時間と気力を買う合理的な選択肢と捉えれば気が楽になります。許可確認・書面見積もり・相見積もりの3点さえ押さえれば、大きな失敗は防げます。私の費用感(約9万9千円)は地域・時期・物量で大きく変わるため、必ず複数社の見積もりで実額を確認してください。

※本記事は個人の体験談です。費用・所要時間・サービス内容は地域・時期・業者・物量により異なります。記載の金額は2026年時点の見積もりであり、最新の料金は各業者に直接ご確認ください。

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